病態別プログラム
中高年を対象とした病態別運動プログラム
- 健康を維持、回復する手段の一つとして運動やスポーツ・レクリエーションのもつ意義は極めて大きいことが実証されている。
本プログラムは、健康運動の一つであるウォーキング運動が持つ有酸素性運動、心肺機能、筋持久力、ストレス解消等の機能を中心としており、他の運動やスポーツと組合せるとより一般の効果をあげることができる。 - 本プログラムの構成にあたっては、5つの病態別運動プログラムをもって対応し、「病態生理効果」と「精神生理効果」を引き出し、「活力寿命・健康寿命の延伸⇒QOLの保持」を目指し、「生活習慣病の予防効果と改善効果」を期する。
- 一般健常者に対しては運動やスポーツ・レクリエーションを組合せ活用し、ウォーキングがもたらす効果と併せ疾病の予防効果を促進する。
- ウォーキング運動のもつ特徴「強度調節」、「日常の基本動作の助勢」、「いつでもどこでもできる利便性」を活用し、持続性による効果を期する。
- 本プログラムを用いる際には、性、年齢、体力、形態といった身体的特徴をはじめ、健康運動への関心度、健康願望および意欲などの心理的特性の考慮が必要であり、個々人に応じた運動を効果的に処方することが望ましい。
出展:中高年者の元気長寿のための運動プログラム